2018年02月01日

2月の園便り

2月の園便り

今回の大雪で、ご家族の中で帰路にご苦労された方は居られませんでしたか?幼稚園でも天気予報に気配りしながら、午前中には翌日に予定されていた雪遊び遠足などに関する緊急メールの発信をし、更になるべく早めに今後の対応をお知らせしようと両園で確認し合い、再度メールを発信した頃には降園時間近くになっていました。ホッとする間もなく今度はまる

で降園時刻に合わせた様に本格的な降雪が始まりました。丁度その日は、姉妹園のはやし幼稚園で仕事をしていたのですが、1コースの送迎が終わって戻ってきたバスからの報告で、既に林の信号からはやし幼稚園までの坂道でスリップする車が続出という報告をうけ、職員総出で下の信号までの道路の除雪に奮闘する一方、2コースへ出発するバスコースの中で、途中起伏のある個所が多くある場合には、スタッドレスタイヤを履いた車を伴走させる等の対応をしました。その間も雪は降り積もり、1コース目の送迎で、既に渋滞に巻き込まれ、いつもより時間のかかったバスが戻ってきた頃には、林地区周辺にお住まいの方の車も含め、次々にスリップし、坂を登れなくなってしまいました。そこで2コースのバスに乗る子ども達を職員の車に分乗させての送迎に切り替えたり、チェーンのあるバスはチェーンを装着する作業をすすめ、安全走行を優先した対応を取りました。

その間、幼稚園からは現状報告の連絡を各保護者に入れるも、なかなか連絡がつかなく何度も連絡を繰り返す必要が生じたり、逆に保護者からの問い合わせなどに限られた通信機器と職員での対応に限界がありました。今回の一連の事象を危機管理の立場から検証すると、課題が見えてきましたので、今後解決方法あるか考えていきたいと思います。ただ良かった点は、幹線道路の状況は分かりませんが、園周辺の道路の車の総量はそれ程ではなく、大きな混乱にはならなかったので、当初、想定した時間より早く子ども達を送り届けることが出来たと考えています。しかしながら今回の自然事象により、多くの皆様にご迷惑をお掛けしたことと思いますが、園としてもその時点で考えられる最善に近い方法をとったつもりでおります。今後同じような事態になった場合でも、保護者の皆さまには園を信頼して頂き、また多少の不都合が生じた場合であっても、事情ご賢察の上ご理解とご協力をお願い致します。

さて、今回の非常事態の中、地域の方々にご協力頂いたことに、心から感謝申し上げたいと思います。立ち往生している園バスを見て、ご自宅から急いでチェーンを持ってきて、瞬く間に装着して下さる元保護者の方や、坂道で必死にバスを押し、雪かきをしている職員に気付かれた近所の方も出て来て、手を貸してくださり園バスを坂の上まで押しあげることが出来ました。程なく、坂下でノーマルタイヤのまま斜面を登ろうとしている車に、迂回を促す地域の方も現れ、周辺の人たちも其々にスコップなどでの除雪が始まりました。誰に言われるまでもなくスリップした通りがかりの車を、力を合わせて押す姿もあり、少なからずの感動を覚えました。そしてこのような一連の作業は暗くなる頃まで断続的に続いたのです。困っている人に手を差し伸べる事の出来る気風は、人としての力、人間力とでもいったらよいのでしょうか、此れから成長していく子ども達の心の中にもしっかりと備わってほしい力だと思いました。翌日チェーンを貸して下さった元保護者にお礼を申し上げた時に、「困っている時はお互い様だから、気にしないで」と言ってくださいました。その方は日本にお住いのラオス人の方でした。寒く冷たい雪に見舞われた中で、本当に心が温かくなる一言を頂き、子ども達は地域で支えられ育つ、という事を実感いたしました。

さて、今月は一年の内で一番寒い時季ですが、子ども達は寒さにも負けないで元気に外で遊ぶ姿があり、集団生活においてもしっかりとした足取りで自分たちの目指す方向に向かって仲間と共に歩んでいけるようになりました。子ども達の伸びる力を信じて“みんなで考えてごらん”とか“自分の考えたようにやってごらん”と促してあげる方が、子ども達は張り切って取り組む姿を見ることが出来ますので、この様な機会を大切にしていきたいと思います。また、上旬には生活展があります。この一年間の主に描画を通しての表現活動の一端をご覧いただきます。

更にこの一年間の園生活を振り返って生活のまとめをしていきたいと考えています。特に年長児は、この一年間仕事として担ってきた当番活動を年中に引き継ぐだけでなく、小学校生活にスムーズに入っていけるように、此れまで身に付けてきた集団生活の中で守らなければならないルールを一つひとつ確認していきたいと思います。そして、残り少なくなった今のクラスでの生活を、大切にしていきたいと考えます。
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posted by みどり次郎 at 17:02| Comment(0) | 園だよリ