2018年10月12日

10月の園だより


10月の園だより

 
先日の柴田愛子先生をお招きしての「子育て講演会」には多くの保護者の皆様にご参加頂き有り難うございます。柴田先生の語り口は、テレビに出演されている時と変わらぬ温かさと、飾らない口調に私たち出席者も引き込まれてしまいました。

 
先生からは、「私たちはついつい親として我が子に“何かしてあげなければ”という思いに駆られていませんか」と。「其れであれやこ  れやと手や口を出してしまうわけですが、そうではなく子どもは自然に大きく育っていく力を内包しているのだから、目先のことでとやかく言うのではなく、子どもの育つ力を信じてゆっくり待ってあげたらどうですか」と話されていました。また、「子どもは周りの大人達からの変わらぬ愛情を感じとることにより、自信を持って様々な困難に立ち向かう力が生まれるのです。」とも話されていました。未来を切り拓いていくのは、私たちではなく子ども自身なのですから、その力を授けてあげることが私たち、大人の役割なのだと思います。


さて、改めて申し上げるまでもありませんが、幼稚園教育の基本は子ども達が身近な環境(その中には人や動植物なども含まれます)に主体的に関わり、体験を通して環境との関わり方や存在の意味を学んだり、さらには自分のものとするために考えたり工夫することがこの時期にとても大切な事だと言われています。その事を考えながらこれからの子ども達の生活を考えてみましょう。


今月の大きな行事に運動会があります。特に今の年長さんは、年中児の頃に大きいお兄さん・お姉さん達が、日常の遊びの中で、自分で決めた目標に向けて、ひたむきに頑張っている姿が運動会の時には、「あんなかっこいい姿になるんだ」と言うことを、間近に見て憧れた事と思います。そして自分も「年長になったらあんな風にかっこ良くなりたい」と漠然と思っているのではないでしょうか。今年のチャレンジは、従来のものに加えてマット・ラダー・竹馬などにも挑戦する機会を設けています。


さらに、今年から表現力を発揮できるように新たな種目に挑戦することになりました。日常の園生活の中で出会った生き物を題材に、空想のお話を創って、身体で表現していきます。あまり解説してしまうと楽しみが薄れてしまいますので、当日を是非楽しみにして頂ければと思います。


 そして、年中少さん達(とちゅうりっぷのお友達)はというと、新学期が始まってから雨の日が少し多いように感じますが、お天気の日には園外に出掛け公園巡りをして、設置されている遊具で思いっきり遊んでくるようにしています。もちろんその往復時は、交通ルールを再確認することにもなりますし、なんと言っても体力向上には歩くことが基本ですので、楽しみながらも、自然にその機会にもなっています。また、雨の日などには保育室に室内用のコンビネーション遊具を出し、サーキット風にすることで、遊びながら多様な動きが身につくようにしています。あと2週間余りとなりましたが、子ども達のいろいろな競技への取り組みを通して、心身の育ちを見守っていきたいと思います。


また、2学期は運動会を皮切りに芋掘りやハイキング、そして月が変わるとみどりっ子のお祭りも控えています。子ども達はこの頃になると仲間を意識したり、存在を身近に感じながら「みんなでやってみたい」と思えるようになっていますし、共に活動することによってお互いに助け合ったり、最初は難しいことでも繰り返して挑戦することによって課題解決の道筋が見えてくるのではないでしょうか。


いずれにしても、2学期の活動では友だちの存在が益々大きくなり、みんなで頑張ろうという意識も芽生えてきます。子ども達が大きく成長するこの時期を大切に、目の輝きが一層増すような充実した活動を積み上げていきたいと考えています。



posted by みどり次郎 at 13:51| Comment(0) | 園だよリ
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