2019年01月28日

2月園だより


   2月の園だより


 久しぶりにインフルエンザによる学年閉鎖をさせて頂きました。前週までは園全体で数名だったのが、週明けに一気に感染者が拡大した事によります。このところの空気の乾燥や、子ども同士の接触も一因かと思いますが、更なる広がりを防ぐために、私たち大人も、マスクの着用や出来るだけ人混みを避けるとか手洗いうがいの遂行等により、家族への感染を予防することも大切なことだと思います。幼稚園では今月生活展も予定されており、特に年長さんは幼稚園生活では最後となる協同製作にも取り組み初めていますので、皆で気をつけられればと考えます。

 さて、興味を持ってお読みになった方もいらっしゃるかと思いますが、日本経済新聞の一面で元旦から7回にわたって連載された「新幸福論」という記事がありました。それによると今年が“技術革新の転換点”で、2020年代には高度な自動運転車や空飛ぶタクシーが実用化され、その後も技術革新が飛躍的に進化し、2050年頃にはAIが人間の知性を超えるだろうと予想しています。それは遙か先の事ではなく、子ども達にとっては目前の事だと言えます。更にそうなったときには「幸福のあり方も根底から覆る事になり、そこではこれまでの価値観とは全く違う社会になっている」とありました。その根拠として、最新の研究ですでにiPS細胞から作られた「人工脳」があり今後研究が更に進むことで、将来事故や病気で脳が損傷を受けても人工脳で一部を置き換えられるようになるそうです。それは脳や肉体だけにとどまらず、知能を持ったロボット、さらにはエネルギーや食糧などの分野においても、これまでの常識では考えられない技術革新があります。

 それでは、私たちの目の前で元気に遊ぶ子ども達は、これからAI(人工知能)とどのように付き合っていったら良いのでしょうか。現代社会に於いては勤勉に仕事をすることや、相手のことに配慮することなど、私たち人類が、これまで誇りを持って大切にしていること迄もが、AIやロボットに出来るようになるのです。つまり知識の習得や物を作る技術といったことは、AIやロボットが肩代わりしてくれると言うことになると、数十年後に、人間に求められることは何なのでしょうか。それは大きな意味でこれから自分たちが進むべき方向をしっかりと示すことと、AIやロボットが行なう内容を客観的に判断できることです。つまり、新たな発想力や想像力であったり、正義感や倫理観、自律心さらには新しい共通の価値観を見極めることが出来る能力がとても大切になってくると考えられます。

さて、今年度みどりの会より年間購読料を拠出頂いて、毎月配布しております「全日幼連PTA新聞」は、ご活用頂いておりますか?毎月子育てをしていく上で大切にしなければならないことや、ヒントがちりばめられているはずです。1月号は、もとプロレスラーの佐々木健介さんの特集ですが、時折ご夫婦でテレビに出ていて北斗さんの辛口な発言にも笑顔で対応している様子からも、奥様や子ども達への親愛を感じていましたが、記事を読んで改めて納得しました。更に裏表紙にはPTA全国大会についての記事が載っていますが、その大会の記念講演のテーマが「AI時代の教育―幼児教育の重要性―」、ということで、東京大学・慶應義塾大学教授の鈴木 寛氏の講演内容の概要が載っています。そこにも次代を担う子ども達に大切なことが記載されています。是非目を通して頂ければと思います。

さて、今月は一年の内で一番寒い時季ですが、子ども達は寒さにも負けないで元気に外で遊ぶ姿があり、集団生活においてもしっかりとした足取りで自分たちの目指す方向に向かって仲間と共に歩んでいけるようになりました。子ども達の伸びる力を信じて“みんなで考えてごらん”とか“自分の考えたようにやってごらん”と促してあげる方が、子ども達は張り切って取り組む姿を見ることが出来ますので、この様な機会を大切にしていきたいと思います。また、上旬には生活展があります。この一年間の主に描画を通しての表現活動の一端をご覧いただきます。

更にこの一年間の園生活を振り返って生活のまとめをしていきたいと考えています。特に年長児は、この一年間仕事として担ってきた当番活動を年中に引き継ぐだけでなく、小学校生活にスムーズに入っていけるように、此れまで身に付けてきた集団生活の中で守らなければならないルールを一つひとつ確認していきたいと思います。そして、残り少なくなった今のクラスでの生活を、大切にしていきたいと考えます。

posted by みどり次郎 at 00:00| Comment(0) | 園だよリ
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