2019年10月01日

10月園だより

10月園だより


多くの方が開幕を心待ちにしていたラグビー・ワールドカップ2019がいよいよ始まり、初戦の相手であるロシアに桜戦士が快勝しました。開始直後こそ開幕戦の堅さが見られ先制トライを奪われてしまいましたが、そこから持ち直して4連続トライを挙げて勝利しただけでなく、ボーナス点も獲得して一部リーグ突破に向けて好スタートを切りました。次は世界ランキング1位のアイルランドとの対戦になります。メンバーの中に海外出身者が加わったことで、ラグビーという身体と身体がぶつかり合う肉弾戦ともいえるスポーツの中で、世界ランク10位まで上ってこられたのだと思います。また、ラグビーに関する記事を読みますと、様々な母国を持つ選手達は、互いの文化や考え方を認め合い、尊重し合いながら、共通の目的である決勝トーナメント進出を目指して、地道にこつこつと練習を重ね、世界と互角に戦える技術を身に付け、世界最強レベルの相手に挑戦できるレベルにまでなったそうです。是非次の試合も日本代表選手達の活躍を後押しする意味で、大きな声援を送りましょう。

さて、幼稚園ではこの時期、来年度入園を希望している親子での見学が続いています。園内を案内して回っていますと、子ども達が小さい子に話しかけてくれることがよくあります。自分より小さい子が、園で飼育している動物に興味を持って見ていると、「怖くないよ、触ってみる?」等と声を掛けてくれます。そんな自然な関わりの姿や友達と連れだって自分達のやりたいあそびに向かって活動している姿からも、ここに来て大きな成長を感じさせてくれます。

そんな子ども達も、少しずつ運動会に向かっての活動が盛んになってきました。年中さんは連日のように綱引きや玉入、或いは跳び箱・ラダー・平均台・跳び箱などを繋げてのサーキットを楽しみ、時には、数人で“ヨーイ・ドン”で繰り返し楽しそうに駆け出す姿を見ることが出来ます。年長さんも、時間を見つけては仲良しのお友達が連れ立って、園庭にトラックを引いて、リレーを繰り返し楽しんでいます。また、昨年から取り組むようになった表現活動では、自分達で、考え合いできあがったお話を、どう表現しようかと、皆で音楽を聴きながら、何回も身体を動かしては、その感想を出し合うなどして、意欲的に取り組んでいます。さらに、昨年お兄さんお姉さん達が自信を持って挑戦していた姿を思い出しながら、今度は自分達だと「元気にチャレンジ」に向けて、自分の目標を設定し、その達成に向かって少しずつ挑戦する姿が見え始めています。

年少さんやちゅうりっぷのお友達はと言うと、大きいお兄さんお姉さん達の活動的な姿を横目で見ながら、自分達の気に入った遊びを楽しんでいます。そして、時には、誰もいなくなった園庭に置いてある跳び箱によじ登ったり、保育者が設置したトンネルをくぐって見たりと、年中長さん達の楽しんでいる姿に、多少なりとも影響を受けて、運動的な遊びを楽しむ姿を見ることが出来ています。

ところで、子ども達は、毎日のように、同じ遊びを繰り返し取り組んでいる姿があるかと思いますが、大人から見ると、飽きないのか?又は時には違うことをすれば良いのに、と思われることもあるのではないでしょうか?しかし年齢が低ければ低いほど、子どものあそびには「繰り返す」傾向があるものです。その理由は、子ども自身が、今継続している遊びに納得したかどうかと言うことにあるのです。全身の五感をフルに使って、繰り返し関わりながら、対象物や現象の有り様を自分なりに納得するまで、学んでいる姿なのです。探求者として、あるいは研究者としての乳幼児期の特徴と言えるのではないでしょうか。そんな姿を認められることで子ども達は自己肯定感を積み上げることが出来るのかもしれません。

最後に、2学期は運動会を皮切りに芋掘りやハイキング、そして月が変わるとみどりっ子のお祭りも控えています。子ども達はこの頃になると行事や生活を共にしてきたことにより、自然と仲間を意識したり、存在を身近に感じながら「みんなでやってみたい」と思えるようになっていますし、共に活動することによってお互いに助け合ったり、最初は難しいことでも繰り返して挑戦することによって課題解決の道筋が見えてくるのではないでしょうか。

いずれにしても、2学期の活動では友だちの存在が益々大きくなり、みんなで頑張ろうという意識も芽生えてきます。子ども達が大きく成長するこの時期を大切に、目の輝きが一層増すような充実した活動を積み上げていきたいと考えています。


posted by みどり次郎 at 09:05| Comment(0) | 園だよリ
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