2020年06月29日

7月園だより

7月園だより


新年度がスタートして4週間が経とうとしています。

既にお弁当や給食も始まって新入園児も含めて、子ども達の笑顔が随所で見られるようになりました。しかしその一方で、自宅で過ごす生活が長かったことで、その間の家庭の居心地の良さから、園での生活に少し違和感を感じている子もいるかもしれません。どの子においても、その子なりのペースで幼稚園が好きになって、毎日目的を持って登園できるように、もう少し子どもに寄り添って見守っていきたいと思います。

また、当園では新年度早々より全園児揃っての登園形態を取らせて頂いております。この主旨は前月のお便りでお知らせした通りですが、小学校などの各教育機関では、これまで3密にならないように配慮がなされてきました。幼稚園に於いても子どもの安全と安心を守る気持ちは、各機関と全く変わりがありません。一方で園として、子ども同士の接触以外での部分においては、引き続き細心の注意を払っていきたいと思いますが、ご家族の健康管理と感染予防への適切な対応がとても大切となります。ぜひ、引き続き宜しくお願い致します。

さて、今年は年間を通して予定されている行事や活動の多くが中止や内容の変更をせざるを得ない状況にあります。これはやむを得ないことですが、活動によっては視点を変えたり工夫をすることで、例年通りにはいかないまでも充実した時間となったり、目標に近づける活動になると思います。例えば、この時期ならではのプール遊びも今年は実施出来ませんが、夏の陽射しの下で水に触れる楽しさを感じられることが出来ないか、色々工夫して実践していきたいと思います。こう言った一つ一つの取り組みを出来るだけタイムリーにお伝え出来ればと考えておりますので、保護者の皆様のご理解を宜しくお願い致します。

また、7月は45月の休園を補填する主旨で月末まで保育を行ないますが、現状を鑑みますと、それぞれの家庭のご都合に応じて、適宜お休みを取って頂き、ご家族揃っての夏らしい思い出創りをされたら如何でしょうか。皆様の中には「これまで十分休んだから・・・」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実は皆様も共感頂けると思いますが、子どもには確かに幼稚園がお休みでしたが、自宅内での生活が長期間に及びましたので、その間少なからず不自由さを感じてきたのではないでしょうか?特別なことや無理をする必要はありません。家の周辺や少し足を伸ばしたところには、きっと素晴らしい環境があるはずです。どうぞ、ウイルス感染には十分に気を付けつつ、夏らしい豊かな自然を、或いは気に入ったことにじっくり取り組んでみて下さい。その時に大切にして頂きたいことは、本当に自分のやりたいことかと言うことと、仮に途中で挫折したり失敗しても、悪いこととして捕らえるのではなく、どうしてそうなったかを振り返り、次に生かしていこうとすることが大切なのだと思います。もう一つ気を付けたいことは、失敗を問い詰めたりすると、子どもは萎縮したり、意欲的に取り組もうとする気持ちが萎えてしまうかもしれません。

そして、出来たらお父さんお母さんも何かに挑戦して、親子で時に励まし合ったり競争するのも楽しいかもしれません。


ぜひ、この夏休みは「挑戦と意欲が育つ生活」を目標にし、有意義にお過ごし下さい。


posted by みどり次郎 at 09:23| Comment(0) | 園だよリ

2020年06月02日

6月園だより

6月園だより


緊急事態宣言が全面解除され、いよいよ令和2年度の新学期が始まることとなりました。お子様は勿論のこと、保護者の皆様においても、この時を待ちわびていらっしゃったことと思います。

ただ、心配なことは新型コロナウイルスの被害が拡大することなく、収束に向かっていくことを願いつつ、宣言が解除されたからといって、すぐ以前のような動きをするのではなく、自粛を心掛けて、一日も早く収束となりますよう皆さんでもう少し頑張りましょう。私達教職員も臨時休園中に於いても監督官庁や行政の動向に注視しながら、こども園としてどのように対応するのが相応しいのか頭を悩ませる日々でした。前例のない事態に対応すべく教職員と共に教育課程を作成したり、園生活の新しいあり方や行事等の見直しを行ないました。また、お休み中にお子様がご家庭で取り組めるようにと「お楽しみセット」を教職員が協力して送付させて頂きましたが、ご活用頂けましたでしょうか?

さて、今年度は園での保育活動や行事の取り組み方が、大きく変わることになります。突然振りかかかった災難とは言え、その危険を最小限に抑えるためにも、園として出来るだけのことを積極的にやらなければならないと考えています。この状況に対し、極端に恐れ過ぎず、常に正しい情報を得ながら、最善を尽くす体制をとっていかなければなりませんが、その大前提として、幼稚園は幼児教育の場で有り、人間として最も基礎的な力を育む場であるということを、忘れてはいけないと言うことです。

つまり、幼児の特性を考えた時、手を繋いだり、触れ合うことをさせないようにすることは大変困難ですし、それをルールで縛り無理矢理避ける事は幼児教育の根幹を揺るがすことにもなりかねません。特に人間関係と言う幼児教育の大事な視点から考えますと、子どもは仲間の中で初めて本当の安定を知ることが出来ます。例えば砂場で同年齢の子どもが遊んでいると、保育者の手を離して砂場に入り込んで、おなじようなあそびを始めることがあります。取り立てて一緒に遊ぶ訳ではないのですが、同じような遊びを続けます。しかし、その子がいなくなると、今度は保育者に一緒に遊ぶことを求めたりします。或いは保育者と一緒に園庭に出たあと、友達に誘われるままに遊び始めましたが、保育者の姿が見えなくなると、途端に探し始めて姿を発見すると、もとの遊びに戻っていく姿もあります。これらの場面から見えてくることは、子どもは様々な人との関わりの中で安定し、初めて自由に行動できるのです。また、例年新年度当初には、お友達と関わっての遊びに疲れると、ふらっと職員室に来て何気ないおしゃべりや、置いてある玩具でひとしきり遊んだ後、お友達の中に戻っていく子もいます。 

 子どもは先ず一番身近な家族の中で、また幼稚園という集団の中で、一緒に遊び、一緒に生活をしていく中で本質的な仲間としての関係を築いていきますので、幼稚園での子ども同士の関わりについては、従来の環境を維持することがとても大切だと考えます。

 一方、今年度の行事や活動に於いては大人同士の密集や参加の仕方でも三密にならないように注意が必要と考えます。同じように父母の会活動に於いても、拡大防止のお願いをさせて頂くことになります。これらの判断は、保育の質の確保と、子ども達や保護者の皆様の安全と健康を守るための判断であるとご理解頂けたら幸いです。いずれにしろ、一日も早い完全に近い形での終息と平穏な日常への回復を皆様と共に願いつつ、新しい園生活の形と保育活動の取り組みに対して、保護者のご理解とご協力を心からお願い申し上げたいと存じます。

 最後に、間もなく梅雨の季節を迎えます。子ども達にとっては室内で過ごすことが多くなります。室内でも充実した生活が出来るように、知恵を出しながら、先ずは子ども達との信頼関係を築いていきたいと考えます。

posted by みどり次郎 at 11:06| Comment(0) | 園だよリ

2020年02月27日

3月園だより

3月園だより


新型コロナウイルスが新たな局面を迎えました。教育現場での感染が伝えられたこともあり、様々な場所で感染の拡大を少しでも抑えるために、私たち一人ひとりが細心の注意を払っていく事によって、拡大を押さえられるかが大きな岐路になります。幼稚園では次亜塩素酸水を生成する機器がありますので、噴霧機能のあるボトルを職員が各自持ち歩き子ども達が触れる場所を消毒することや、従来から有効といわれている、うがいと手洗い、更に咳をするときには手でふさぐのではなく、肘で口をふさぐことも有効ということですので、幼稚園だけではなく、各ご家庭に於いても折に触れ繰り返し実践して頂くことで、結果として自身の安全を確保することにもなりますので、ご指導よろしくお願い致します。また、毎朝お子様の体温を測って頂き、通常時より体温が高い場合には、様子を見て場合によっては医師の診察を受け、自宅において静養するなどの行動をとって頂き、人に移さない為の適切な対応をお願い致します。


さて、日々子ども達の様子を見ていて、改めて素晴らしい存在だと実感しています。子ども達は幼稚園での日々の経験を重ねる中で、色々なことに興味関心を持ったり、生き物や友達との触れ合いを通して多くのことに感動し、日々充実した生活を送ってきました。そしてその行動についてですが、私たちは先ず行動する前にこれをすればどうなるかを考えますが、特に幼い子どもはというと、先ず行動したあとに色々なことを考えているように思います。そして、ここで大切なことは、その結果がどうであったか、によって判断するのではなく、子どもが自分の力でやろうとする意欲であったり、最後までやりとげた粘り強さに注目することが大切です。更には、頑張ったという満足感が子どもを大きく育んでいると言えます。


このように、乳幼児期に十分にあそんだ子どもは、“遊ぶよろこび”を身体中で覚えています。その「遊ぶよろこび」が成長するに従って、「学ぶよろこび」になり、さらに「働くよろこび」に繋がっていくのではないかと思います。


間もなく卒園・進級を迎えるこの時期に、我が子の素晴らしさを延ばすためには、自分の能力を最大限に発揮し、毎日が楽しくてしょうがないという生活をする事にあります。    


また、私達は子どもを正しく理解し、子ども達の伸びようとする“芽”を伸ばしていくことが大人の役割だと再認識する必要があるのかも知れません。


さて、早いもので、今年度最後のお便りとなりました。1年前を思い返してみますと、入園・進級したての子ども達の表情には多少の硬さがみられましたが、幼稚園で仲間と出会い、玩具・遊具で遊び始めることが出来たり、更には動植物や自然事象など、豊かな環境の中で子ども達は様々なものに出会い触れ合う事で、自然と心の安定が図られ、少しずつ積極的な生活が出来る様になる事で、更にさまざまな体験が出来大きく成長してくれました。特に年長児に於いては、これまでの豊かな経験が必ずや健やかな育ちへと繋がっており、また多くの保護者の皆さまにも支えられ自分への自信と誇りを持って小学校の門をくぐってくれるものと確信しています。


そして間もなく迎える巣立ちの会では、立派に成長した年長児にとって心に残るものとなる様に、年少中の子ども達を始め保護者の皆さまや地域の方々など、多くの人たちから祝福されその暖かい心を感じながら巣立ってほしいと思います。その一方で、子ども達にとっては仲の良い友や慣れ親しんだ幼稚園との別れの時でもあります。嬉しい一方で心の片隅で感じる寂しさを意識する事が心の機微となり、友だちとの絆を築ける人間になってくれることと思います。また、年少・年中そして年長に進級し一歩大きくなる子ども達にとっても、嬉しい事だと思いますのでその気持ちを受けとめつつ、特に年中さんには最年長になるという期待を持つ機会として、お別れ会を位置づけお兄さん・お姉さんへの感謝の気持ちを子ども達なりに出せたらと考えています。


最後にこの一年、保護者の皆さまには多くのお力添えを頂き心から感謝しております。


有り難うございました。

posted by みどり次郎 at 09:53| Comment(0) | 園だよリ